ゾウケイ社
社長インタビュー

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皆さんこんにちは。ランチde就活のインターン生(仙台白百合女子大学3年)です。
 
株式会社ゾウケイ社さんは、仙台・宮城の飲食店の独立開業に伴う開業プロデュースから施工管理を一気通貫でサポートしていらっしゃる会社です。
 
今回、ゾウケイ社さんのインターンシップを「ピックアップ」させていただくにあたり、ランチde就活インターン2名で、ゾウケイ社の小島社長にインタビューを行いました。

小島社長について

とっても朗らかな印象の小島社長。青森出身で、東京の大学に進学し、そのまま東京で就職、転勤で仙台にいらっしゃいました。
 
その後、2年目で起業。なぜ小島社長は仙台で起業することを決意したのか、なぜ、あえて自分の知らない土地を選んだのかお聞きしました。
 
「ご縁があって訪れた仙台で、『自分でやってみたい』という志を持ち、『地方で楽しくしたい、その土地に根付こう』と思ったんです。お客さまやスタッフに恵まれて、自分自身も育ててもらいました。」
「100万人が生活する都市で、飲食に携わる人を応援し、仙台を良い街だと感じてもらえるサポートをしたいと思い、起業しました。」と小島社長。
 
『ここ仙台でやろう』『自分が幼少期を過ごした青森の出身の人を応援したい』という気持ちがあったから、仙台での事業に取り組めたとのことです。感謝の気持ちや、持ち前の明るさをとても大切にしていらっしゃることが伺えました。

ゾウケイ社さんの強み

ゾウケイ社さんの他社にはない強み、どんな部分を学生に見てもらいたいかをお聞きしました。
 
「一つの仕事を会社内で分担し、会社全体で請け負うのではなく、一つの仕事を社員一人で請け負う方針となっています。相談から物件探し、施行、アフターメンテナンスまで、よりよい店舗づくりのため、トータルでサポートしています。個人が一つの仕事に取り組むことにより、責任感や知識がより深く身に付き、個人のスキルアップに繋がります。専門性の高い、知識のある社員が担当できれば、オーナーさんも安心して頼ることができることでしょう。」

「社員一人一人がプロデューサーになり、管理や設計など、それぞれの得意分野や個性を活かして、相手の要望に見合ったアイディアを提案しています。お店が繁盛した・メディアで人気になったといったお声が私たちのやりがいや評価に繋がっています。オーナーさんが求めるお店を作り上げるために、どのようなコンセプトのお店にするのかを、そのお店を利用するお客様のことも一緒に考え、店舗づくりに取り組んでいます。」
とおっしゃっていました。

社長インタビューの様子

インターン生の声

インターン生の鈴木さん

ゾウケイ社さんでは、長年、インターン生を受け入れています。
今回、ゾウケイ社さんで長期実践型インターンをしている、大学3年生の鈴木さんにもお話を聞かせてもらいました。
 
長期間現場に入ることによって感じた、鈴木さんの思うゾウケイ社の強み、学生と社会人との違いを話してくださいました。
 
普段は小島社長とマンツーマンで行動していて、取材当日も、暑い中いろいろな現場に出向いていたとのことです。
 
「小島社長は、私がやりたいと言ったことを最初から否定せず、自分で考えさせてくれます。」
「そして、小島社長ご自身が楽しそうに仕事をしていらっしゃるんです。少人数の会社だからこその仲の良さだと思います。」
「毎朝必ず朝礼をすることや、スタッフさんのメリハリのある姿が、学生との違いだと思います。」と話されていました。
 
インターン生でも、何度も現場に出て、お客さまの生の声を聴くことができるとのことで、「『オーナーのため、人のため』に行動できる、『他者貢献』ができる人が、この仕事に向いていると思います。」と、長期インターンシップでの体験を語ってくださいました。
 
小島社長も、「現場でオーナーさんに会えること、お客さまの意見が聞けることが、ゾウケイ社のインターンシップのおもしろいポイントだと思います。」と太鼓判を押していらっしゃいました。

社内イベント

ゾウケイ社さんでは社内イベントが豊富です。新型コロナウイルス拡大状況により、開催できていないものもありますが、協力会社も合同で2ヶ月に1回程度、社内イベントを行っています。
 

  • 4月     花見
  • 5月     歩け歩け大会(会社から秋保温泉までひたすら歩く)
  • 6月     社員旅行・社員研修(店舗観察等)
  • 7月     納涼会
  • 9月     社員研修
  • 10月   芋釣り会
  • 12月   忘年会 等

 
社員全員が社内イベントを楽しみに、仕事のモチベーションとして参加できるよう、普段から人間関係を大事にされています。普段、仲は良いのですが、一人での作業が多くなることもあり、リフレッシュしつつコミュニケーションをとるためにイベントを開催しているそうです。

これからの飲食店について

コロナ禍で特に大きな打撃を受けた飲食業界。新型コロナウイルスと共生していくこれからの世界で、飲食店はどうあるべきなのか、小島社長のお考えを伺いました。
 
社長は、ある言葉が印象的だったと話してくださいました。
「サントリーの『人生には飲食店がいる』という広告がとっても印象的で、心に残っているんです。飲食店って、ただ食べ物を出すところじゃなくて、家族とか、友達との思い出の場所、人生の大切な節目を迎えたときに過ごす場所としてこれまでも使われてきたと思うんです。それが、感染対策のためだとしても、『そこを使っちゃダメだ』って言われたら悲しいじゃないですか。」
 
「コロナが日常生活に溶け込んで、減ってしまった市場や需要があるなか、お客さんと一緒に、どうやって新しいマーケットを作っていくかが、私たちの課題・お客様の課題です。」
 
「“飲食店”という枠を超えて、農家さん・生産者さん、これまで関わってきたお客様、これから関わるお客様をサポートしたいと思います。」と語ってくださいました。
 
飲食店が持つ役割について、小島社長がどのように考えていらっしゃるのかがとても伝わってきました。確かに、飲食店は、思い出の場所であり、心の拠り所でもあると感じます。飲食店オーナーと、オーナーのそのまたお客さまの喜ぶ姿を第一に考えていらっしゃることが、社長の言葉に強く表れていました。

小島社長から学生へメッセージ

最後に、小島社長から就活を迎える学生へメッセージをいただきました。
 
「なんでも興味を持つことが大事だと思います。まずは自分が興味を持てる、持っている企業や業界に、アルバイトでもインターンでも何でもいいので進んで挑戦してみて欲しいです。
 
ホームページや就活情報サイトだけでは得られる情報が限られ、視野が狭まってしまいます。興味がないと深く学ぶことは出来ませんし、楽しむこともできません。
 
実際に自分の目で企業や業界を見て、自分のやりたいことや方向性と照らし合わせ、本当に自分が興味を持つことができ、ワクワクできる、働きたいと思える企業を見つけて欲しいです。」

インターンシップのすすめ

左:インターンの鈴木さん 右:小島社長

ゾウケイ社さんのインターンシップの特徴は、とにかく、「いろんな現場を回る」ことです。取材当日も、小島社長と、インターン生の鈴木さんは、暑い中あちこち回っていたとのことです。
 
「実際に、現場でのプロデューサーの手伝いやデザイン設計に携わることができます。」
「様々な環境に身を置くことや、生の声を聞くことでしか体験できないストーリーをお客様と作ることができます。」と小島社長。
 
現場に出てアシスタントをすること、デザイン・設計をすることに興味がある方、飲食業界の活性化に興味がある方はぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。
 
 
取材・文:ランチde就活 インターン生チーム